M4/3のレンズの話

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E-P3+NOKTON 25mm F0.95

ノクトンの描写は、典型的な古い50mmレンズに似ている。つまり絞り開放だとかなり甘い。それが今時のレンズには無い「味」を生むわけだが、デジタルカメラに「味」って、時には邪魔に感じることもあるわけで。そんなこんなでレンズの話。

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換算50mmレンズとしてはノクトンは巨体である。シグマとかのデジタル対応50mmレンズも大きいが、あっちは画質がマジなのでしょうがない。ノクトンを使うときは大型グリップとVF-2は必須の装備。これで持ったとき、体感的にはEOS5D2にEF 50mmF1.8IIの組み合わせの方が随分軽く感じる。ノクトンは気に入っているレンズなのだが、いろいろ考えてボケが欲しいなら素直にフルサイズ出動させたほうが良いよね、という考えに変わりつつある。画質も同じボケを得るならフルサイズの方が良いし。
ならノクトンを売って別のレンズに入れ替えてみようか?という考えに至る。パナライカのDG25mmF1.4に入れ替えても良いが、それよりも20mmF1.7パンケーキの方が安いし寄れるしいいのだが、そうなると17mmパンケーキと役目が被る。ならいっそ広角にして12mmF2も良いかな?と考えるが、換算24mm単焦点って、ものすごく用途が限られる。スナップには広いし、広角もM9-18mmに劣るし。
ということで、現状買うものは特に無いという結論に至る。将来的に大口径ズームレンズ達とオリンパスのマクロは買うだろうが、マイクロフォーサーズは17mmパンケーキ一本でなんとかしよう。