和傘

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E-P3+MZ17mmF2.8

最近モノクロばっかりなので、たまにはカラー写真。赤はあまり好きな色ではないが、こういった日本古来からある朱色は好きです。朱色に限らず、私は日本古来の建築や工芸品は大好きなので、そういったものを写真に残していきたいと思っています。という伏線をさらっと書いておきます。


以下写真とは関係なく、昨日に引き続きE-M5についての戯言。気持ちが高ぶりすぎてどこかにぶつけないと気がず済まないので、ここにぶつけています。お暇な方はどうぞ。

写真を趣味にする人間にとって、カメラは必要不可欠な物だ。筆がなければ絵が描けないように、カメラがなければ写真は撮れない。
去年から続く相棒探しの浪費だが、さすがに私の貯金も無尽蔵ではないのでそろそろ打ち止めだ。そもそも夏には100万円単位の出費が予想されるので、節約もしなくてはならない。いろんなカメラに浮気するのが良くないのは、本人が一番良くわかっているつもりだ。でも、これだ!というカメラにはまだ出会えない。
運命の一台。一番近いのはR-D1だ。が、これは出会うのが遅すぎた。これよりも遥かに高性能なカメラを知ってしまったため、肝心の画質には満足いかない。ここぞ、という時には持っていけないのが難点だ。
一方性能だけでいえばEOS5D MarkIIだ。性能の全てが圧倒的に高い。画質もさることながら、操作性の高さも無視できない。レンズも高性能で、非の打ち所がない。あえていえば重量とサイズで、私にとってはこれが一番問題だ。カメラとレンズで1kgを超え、交換レンズを持っていくとバッグはどんどん重くなる。自転車を移動手段にしている以上、重量とサイズが大きいのは死活問題である。静止画も動画もいけるナイスガイだが、手に入れた今でも高嶺の花のような存在だ。
E-P3は運命の一台にはかなり遠い。確かに便利なのだが、その存在はコンデジと大差ない。コンデジといえばGX200はとても気に入ったカメラだった。

趣味性、実用性、可搬性。これが私が求めるもの。これらを満たすものはまだ存在していない。何気にDMC-G2はいい線までいったが、個人的にパナソニックというのとと、デザインが嫌いなのでアウトだ。逆をいえば、メーカーが違い、デザインさえ良ければOKなのだ。それがつまり、E-M5ということだ。

G2を使って確信したのは、私にはファインダーとグリップが必要だ。どちらも欠けてはならない。特にファインダーは必然で、無いカメラはそれだけで論外となる。グリップについては出っ張りがあってもなくてもいいが、しっかりと握れなければならない。R-D1にはグリップが無いのにしっかり握れるように、そういう風に作られていればそれでいい。必要なのは、名詞としてのグリップではなく、動詞としてのグリップだ。しっかりとグリップできないカメラは論外。
E-M5はVF-2と同じEVFなので、及第点のファインダーが約束されている。グリップについては触っていないので結論は出せないが、外付けグリップはOMのワインダーのようで握りやすそうだ。最低でもG2並は期待できる。総合的に見ても、初めて私の要求に応えるカメラなのだ。
そんなこんなで、すっかりX-Pro1のことなんて忘れて正式発表を今か今かと待ち構えています。私は新商品は予約せず、触ってから買うのですが、今回ばかりは予約しそうです。色は黒か白か、ボディ単体かレンズキットか、ストラップはどれをつけようか、カメラバッグはどうしようか、交換レンズは何を揃えようか、などなど。すでに購入後の妄想まで始まっています。
実際触って肩透かしを食らうかもしれないが、それは触ってみないとわからない。正式発表まであと数日。楽しみでしょうがない!

以上、チラシの裏に書くような戯言でした。