トンネルへ続く道

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GX200(根性手ぶれ補正使用)

 自転車は自分の足でどこまでも突き進む乗り物である。平地も、山道も、どんな場所でも頼れるのは自分だけだ。
 やはり登りはきつい。けど、自転車乗りはむしろそんな壁のような坂が大好物だ。
 が、唯一の天敵は、こういったトンネルだ。車通りの多いトンネルを走ると、かなり怖い。車の音はトンネル内で反響し、何倍もの音となって聞こえてくる。さらに閉鎖された空間はさらに不安をあおり、同じ車でも体感的に数倍の大きさに感じる。また、トンネル内のアスファルトはあまり整備されず、路肩のごみも放置の場合が多い。自転車の通れる歩道がしっかり整備されていればいいのだが、この写真のようにすれ違いが困難なものも多い。
 引っ越して間もなく1カ月だが、起伏の激しい土地柄のため、どこに行くにもこういったトンネルを何本も通らねばならない。自転車乗りには非常につらい環境だ。最近は億劫な時は輪行するようにしている。