いぶし銀の輝きの宝石たち

f:id:kame-neko:20100202201435j:image
 久しぶりに帰ってきました。職場から出たときは身軽だったのに、久しぶりに下宿に帰るころには、なぜか両手に買い物袋が。ストレスを金で発散するのは良くないな…。
 それにしても、工具って格好いいよね。昔から工具が好きで、ホームセンターの工具コーナーで半日潰せる自信がある。実用性一点張りの無骨な外観。宝石の輝きよりも、この工具のいぶし銀の輝きにくらっときます。高価な工具の芸術的なメッキ、剛性、食いつき。値札を見てふと我に返る、魔性の輝き。
 ということで、今日は新たに購入した工具たちの紹介だ。

f:id:kame-neko:20100202211633j:image
 そもそも今日ホームセンターに来たのは、皮手袋の補充だった。仕事柄手袋をつけて作業するが、一月二月で手袋はぼろぼろだ。消耗品なので定期的に買い換えないといけない。だが、久しぶりに来てみると気に入っている皮手袋は置いてなく、仕方なく同じような商品を購入。ワークマンの方が品揃えがいいのだが、いかんせん遠いのだ。
 それで帰ればいいのだが、レジに行くには工具コーナーを突破せねばならない。ダイソンもびっくりの吸引力で引き寄せられ、お買い上げありがとうございます。
f:id:kame-neko:20100202203331j:image
f:id:kame-neko:20100202203609j:image
 一つ目のこの竹輪みたいなものは、マルチドライバー。周囲に見える銀色の棒がビットで、#1と#2のプラスドライバーと、4、5ミリのマイナスドライバーが付いてます。一般的なビット交換式と違って抜け落ちることが無く、使用時は通常のドライバーのように使えるのが特徴です。
f:id:kame-neko:20100202203607j:image
 実はビットはまだ二つあって、イライラしたときに先輩を突き殺すためのニードルとスクリューの刃先があります。
 この工具は内蔵しているビットの種類によっていくつかバリエーションがあり、すべてが普通のドライバーのものもあったが、なんとなくニードル付きのこれを選択。
 この工具を買ったのは道楽もあるが、一応仕事で使うためです。作業ベルトの工具差しにドライバーむき出しは結構危ないので、ドライバーを格納できるこれは安全でよろしい。さらにこれまでマイナスドライバーだけだった機能が、プラスなども回せるようになったのは大きい。



f:id:kame-neko:20100202205041j:image
 次は見たとおりモンキーレンチ。本当に欲しかったのは、もうちょっと小さいモンキーレンチ。本当の本当に欲しかったのはポケットノギス。仕事中、ふとボルトが緩んでいると気づいたとき、ボルトを回すわけだが、そのときボルトのサイズを一発で分かる手段が欲しかった。ノギスなりスケールで測るのが手っ取り早いが、目盛り付きモンキーでもある程度サイズが分かる。ボルトの径ぐらい見て分かれよ!という先輩もいるが、ミリ規格とインチ規格が混在するので、疲れているときなど微妙な差で分からない。どうせ本締めでちゃんとした工具を持ってくるとき、確実なサイズが分かっていたほうがいいだろう。
 そういうわけでノギスが本当は良かったのだが、計測器って弱いじゃん。いつも持ち歩いていると絶対壊れるよね。
f:id:kame-neko:20100202205756j:image
 で、こいつを選んだ理由がコレ。首が45度単位で曲がる。こういうプラスアルファのギミックに弱い。本当はラチェット機能付きの生かしたモンキーに惹かれたが、大きく高いので却下。で、買った後こいつも結構大きく、持ち運ぶのは苦労しそうだ。携帯用工具のために買ったつもりが、工具箱待機になりそうだ。



f:id:kame-neko:20100202210129j:image
 そしてスタビドライバー。普通のマイナス一本で今まで何とかなっていたが、最近ある場所をいじる際大変苦労することに気づき、購入。奥にある黄色いのは前から持っているものだが、仕事専用として手前のものを選んだ。というより奥のやつだと長かった。もっと短いやつが良かったが、短すぎると今度は力が入らないので、ちょうどよさそうな物をチョイス。しかしスタビドライバーって、ほとんどがビット式になっててびびった。こういう個人的に小さなビットを交換するのは嫌いなのだ。落としそうで。


f:id:kame-neko:20100202210621j:image
 続いて超安物のマルチツール。スタビ程度の値段で、値段相応の出来。
f:id:kame-neko:20100202210747j:image
 携帯用のプライヤーが欲しかった。購入理由はそれだけだ。仕事中ちょくちょく「今プライヤーがあればな〜」と思うことがあり、興味本位で購入。
 なんというか作りは「これ100円ですか?」というレベル。安っぽいプレス加工で、プライヤーを握るとエッジが手に食い込み、力を入れれない。そもそもサイズがサイズなので、仕事で使うにはちょっと頼りない。やはり本格的に使うには、レザーマンなどのしっかりとしたメーカー品が必要だ。まあ工具コーナーでなくレジャーコーナーにあった工具なので、初めから過度の期待はしていなかったが。



 結論。男の子は工具が好き。