ブロンプトンVSヤビツ峠

　自転車仲間が新しい自転車を買ってしまった。私と同じブロンプトンである。
「被るからヤメロ」
　と忠告したのに買いやがった。勧めたのは私ですが。
　ということでたいそう気に入ったらしく、限界性能を知るためにヤビツ峠に行ってきました。
　だが、そこには想像し得なかった事態が待ち受けていた…。

　
　海老名駅まで輪行し、そこから自走。ちなみにこの日両者とも平日休み。というかむしろ休日に休みが無いコンビです。
　この日は時々晴れ間が見える程度で、あまりよろしくない。風も冷たく、気持ちよく走るというわけには行きません。しかし両者とも同じ自転車だと、巡航スピードが同じでペースがあわせやすいです。
　順調にヤビツ峠に近づくと、先日の寒波で降った雪がところどころ残っていた。なかなか風情のある光景が見れそうだな〜と思ったら…。

　めっちゃ雪やん。

　まあ確かに普段撮れない写真が撮れるのだが、寒すぎてそれどこじゃない。金属ボディのE-1は冷たくて握っていられない。

　路肩の積雪はこんな感じ。いやおう無しに車道のど真ん中を走るが、車両には迷惑だったろう。路面は凍結こそしてなかったが、びちゃびちゃ。ブロンプトンに泥除けが付いていて本当に良かった。
　
　orz

　ということで不戦敗。積雪で進入できませんでした。が、写真を見ると分かるように、雪が降ってきました。というか吹雪いてきました。やばいです、寒いです。

　だが、写真は撮るフォトグラファースピリッツ。相方のカメラはE-420とパンケーキのみ。ズームレンズとフード不要論なので、意見は真っ向から対立です。レンズ交換しないならコンデジ使え。

　少しでもレンズ交換を楽しんでもらおうと70-300mmを格安でプレゼント。望遠の楽しさは分かってもらえたが、やっぱりパンケーキが一番らしい。分からんでもない。

　で、天気はますます悪化し、視界はどんどん奪われる。自転車で走ると雪が体にどんどん積もる。こりゃ下山はしんどいぞ！

　なので、素直にバスで下山。この機動性がブロンプトンの特徴だ。運転手がいい人で、このままバッグ無しで入れてもらえました。ありがとうございます。

　ある程度下ると天気は回復していた。やはり山の天気は変わりやすいね。頃合のいいところで降りて再出発。というか、もういい時間だったので帰路へ。近くの駅まで自走して輪行。お疲れ様でした。

　まあ今回グダグダに終わっちゃいましたが、ブロンプトンで上りはやっぱり辛い。が、出来なくもない。ダンシングでグイグイ上れる。実際ヤビツ前までは押して上がることは無かった。走りきってないから断言できないが、できるんじゃね？
　が、やっぱり一眼は重いね。フロントバッグにE-1、14-54mm、50-200mmなどを詰め込むと２キロ３キロ軽くいく。あと、実際走る方に集中してほとんど写真を撮らなかった。つまりデッドウェイト。登りは特に軽さが武器になるので、フロントの重さが気になってしょうがなかった。というか、こんなこといつも思って、「今度はGX200だけで行こう」という結論に至るのに、学習能力がない。

　そうそうこの日E-PL1が発表されたが、マイクロフォーサーズは物凄くどうでも良くなってきた。むしろ同日発表のリコーCX3のほうが欲しくなった。GX200はCX3が有力。これでマニュアル撮影できれば…。