ある日の出来事

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自転車をいじっていたら、消耗品が無いことに気づき近場の自転車屋へ。来たのは金沢文庫のコギー。さくっと入ってさくっと帰る。
まあ問題はこの後。ゆっくりと帰路についていると、視線の先には後ろ籠に子どもを乗せたママチャリが。そのママチャリが車道を横断するため一時停車しようと足を突こうしたとき、バランスを崩し倒れかける。ママチャリを運転していた奥さんもなんとか踏ん張ろうとするが、このままでは倒れる!子どもが危ない!子どもはまだ1歳か2歳、ヘルメットもしていない。もし頭をぶつけたら大変だ。一気にペダルを踏み込み距離をつめ、ごめんねブロンプトン、自転車を乗り捨ててママチャリを支えた。なんとか投げ出されずにすんだ。
「大丈夫ですか?」
と、とりあえず声をかけたが、相手は一瞥するだけですぐに走り去っていった。いや、別に何かを求めてやったわけじゃないけど、一言「ありがとう」ぐらい言って欲しかった。傷ついたブロンプトンにまたがり、なんかパッとしない気分のまま帰路へ戻った。