なぜGRDじゃ駄目なのか

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GX200(以下すべてGX200

GX200を買うときにもGRDの候補はあった。が、あまり悩まずGX200を選んだ。理由は簡単だ。GRが単焦点だったからだ。
別の単焦点が嫌いという意味ではない。単焦点は好きだ。が、ぶっちゃけ不便なのだ。
GX200は24-72mmという、通好みの焦点域をカバー。強力なマクロ、満足の解像力、脅威のノイズといろいろ楽しませてくれた。今尚GX300の登場を待ち望む。
GXRを手放すとして、やはり一眼のサブとなるカメラは必要と感じる。一眼では撮れない状況というものは、少なからず存在するのだ。

久しぶりにGX200の写真を蔵出し掲載。いや、ほんと良く撮れてたよGX200。本日主にネイチャーマクロ関連蔵出し。f:id:kame-neko:20101112142648j:image
さて、GRDは嫌いなわけじゃないが、不便だ。単焦点は不便さが楽しいのでもある。が、一眼の単焦点と違って、ズームでは得られない脅威の画質がある、というわけでもない。私の目が節穴なのが問題なのだが、GX200の画質もGRD2の画質もそんなに差は感じなかった。ピクセル等倍で見ればそりゃ違うのだが、そんなの誤差の範囲内だ。
GX200が換算28mmの時F値は2.7。GRD2は2.4と、明るさはそんなに差は無い。しかしGX200は(あんまり効かない)手振れ補正がある。
さらにGX200はワイコンを付ければ19mm相当という広角も得られる。という具合に、選考の時GX200の圧勝だった。

けどGX200は大きい。そりゃもうコンデジではトップクラスの大きさだ。対抗できるのはキヤノンのGシリーズぐらいだろうか。ズボンのポケットにはまず入らない。でも、GRDはなんとか入る。コンデジはこの僅かな差が大きい。でもGRDもコンデジ会では大きな部類。キヤノンのS95なんかと比べてみると、その大きさが分かる。まあ小さければいいというものでもないわけだが。

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「だから、GRは単焦点だから楽しいんじゃないか!」と心の中で別の自分が叫ぶ。そうなのだが、単焦点カメラはすっかりiphoneで満足する自分がいる。iphoneのカメラ、「ケータイのカメラ」と言うには失礼なほど、いい性能です。

とまあこんな具合に中々GRを選ばない。特に今一番新しいGRD3は、デザインが不細工になって購買意欲が起きないのも原因か。
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ああ、やっぱりGX300来ないかな?こうやってGX200の写真見返して、一番自分と波長が合ってたカメラなんだな、と感じる。自分の感性がそのまま反映できた。一眼だとデカイからか、一枚フィルターかませたみたいになんか思ってるのと違う写真が出来上がる。もっともGX300は、リコーから「作りません宣言」されてるので諦めるしかないのだが。

となるとやはり脅威の画質を誇るGXRの28mmユニットか!!という風に、こうして今日も物欲スパイラル。