OMマウントレンズ 未だ現役

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E-P1用にOMマウントアダプター、MF-2を買ったため、OMレンズを装着できるカメラが5マウントになりました。写真左から今回のM4/3、キヤノンEFマウント、本家OMマウント、元祖4/3マウント、そしてペンFである。所有する前システムに共通して装着できるので、ユニバーサルマウントとして活躍している。
いろんなマウントが大集合しているが、彼らに出番は無く今日もE-P1の話題。今日はE-P1とOMレンズのお話。

OLYMPUS OMアダプター MF-2

OLYMPUS OMアダプター MF-2


ちなみに、当初フォーサーズアダプターであるMMF-1、もしくはMMF-2の導入を考えていた。やはりZD50mmF2の性能はすさまじく、これを有効に利用しない手は無い、と思ったからだ。けど、OMレンズを付けるにはさらにMF-1を付けることになり、結構不恰好になることが分かった。元祖フォーサーズは近い将来いなくなるので、思い切ってOMアダプター「MF-2」を買った。
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というわけで、現在所有するすべてのOMレンズがこちら。なんかレンズが傾いて立っているのは裏蓋が無いため。MF-2導入でE-P1に装着できるレンズが大幅に増えた。画角が二倍になるためすべて望遠レンズと化してしまうが、広角は標準のパンケーキでカバーできる。そもそも望遠の方が好きなので問題ない。
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OMといえばマクロレンズ。現在所有するのは50mmF3.5と135mmF4.5。特に50mmF3.5マクロはお気に入り。古いレンズながら開放からそれなりに撮れる。とはいっても開放はF3.5と暗め。50mmF1.4もF4ぐらいまで絞れば結構いい描写になるので、より明るく撮れるF1.4やF1.8の方がいいといえばいいかな?
FL-50RをつけるのはE-P1のコンセプトを根本的に否定するようだが、ボディが軽いので比較的撮り回しは楽。ただ、やはりE-P1にはFL-36ぐらいが妥当だと思う。E-PL1からRCフラッシュに対応しているが、E-P1も何かしらの手段でRCフラッシュに対応してほしかったもの。
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E-P1+OM50mmF3.5マクロ

話をレンズに戻して、噂の開放の描写がこんな感じ。黒いキーボードだが青っぽく写る。ほかの写真でも同様に青っぽく写る傾向があり、どうやらこのレンズのクセっぽい。色はともかく、写りは十分。もちろんZD50mmF2に劣るが、実用上問題なし。
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E-P1+OM50mmF3.5マクロ

このレンズはE-P1につけると換算100mm相当という、ブツ撮りにはちょうどいい長さになる。パンケーキではパースがつくのでブツ撮りはトリミング必須だったが、これでE-P1もブツ撮りに対応だ。ただ、やはり古い設計のレンズなので写りにクセがある。このレンズは(私の持っているものは)青っぽく写るし、そもそもコントラストが低い。アートフィルターのポップアートでちょうどいいぐらい。
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けど古いレンズは良い。何がいいかってまず質感。E-P1はボディの質感はいいのだが、レンズの安っぽさにはげんなりさせられる。OMレンズだとだいぶバランス取れる。そしてMFレンズなのでMFがしやすい。フォーサーズの弱点にMFがしにくいと言うのがある。ピントリングは電子的にピントを動かすので、結構使いにくい。これはGXRも同じ。唯一SWDレンズは機械的にピントを合わせることができ、とても使いやすかった。ということで、M4/3にもSWDレンズが出ることを願いたい。
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