春よ来い なるべく早く

E-30+ZD70-300mmF4-5.6

古い写真を整理していたら出てきた一枚。夜間の撮影で、露光時間8秒。ばっちり被写体ぶれを起こしている。後ろボケの位置ももうちょっと左のほうが良かったし、ていうか背景シンプルすぎるだろ昔の俺！ていうか上のスペースいらない？古い写真ってのも勉強になります。

閑話休題。本日久しぶりに帰宅。朝9時ごろ帰り着いたはずだが、ベッドに沈み込んだら昼になっていた。せっかくの休みが勿体無い！
昨日の予定では久里浜あたりまで走ろうかと思ったが、今年一番の寒さは身に堪えるので却下。とりあえず買い物に行くことにした。その帰り、空が曇ってきたかと思えば空か何か白いものが舞い落ちてきた。
「これは…雪か！？」
どんどん雪は強くなり、どんどん体に積もってくる。そのとき私が取った行動とは…。

カメラを取り出した。そういえば雪なんて撮ったことはあんまり無い。凍える体を震わせながら雪にレンズを向け…。
「待て、何を撮ればいいんだ？」
雪の撮り方がわからない。雪の積もる道？吹雪く景色？なんとなくシャッターを切るが、イマイチぱっとしない。寒さに弱いので、長時間とどまることは死を意味する。名残惜しいが、帰路に戻った。
ということで写真は全部没。改めて写真に対する勉強不足を感じた。

E-P1+MZ17mmF2.8

ぱっとしない写真その１。言われてみれば雪が降っているのが分かるが、それ以上に背景がぱっとしない。

ぱっとしない写真その２。とりあえず寄ってみた。で？って言いたくなる。そもそもピントがずれてる。
そういえば去年の今頃、雪を撮る機会があった。あったのに、ちっとも進歩していない。悔しい気もするが、たぶんこれが今年最初で最後の雪になりそうだ。もう雪は溶け、雨上がりの匂いが周囲に漂っていた。
最近写真もマンネリ気味だが、久しぶりに新たな被写体に出会って興奮できた。やっぱりこういう刺激があると、人生楽しいです。

E-30+ZD70-300mmF4-5.6

でもやっぱり冬は好きになれない。暖かな日差しが大好きだ。ああ、桜の季節が待ち遠しい。