鎌倉は観光地だった!

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晴れた日に休みをもらったらやることは一つ、サイクリングだ!今日は平日だし人も少ないだろう。湘南の海風でも浴びて、鎌倉でゆっくりすれば心も癒されそうだ。こうして、私は第一目標「鎌倉」へ向かった。

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EOS 5D MarkII+A20(今回唯一ブロンプトンの写った一枚)

がっつりロードバイクで走ろうか迷ったが、仕事で呼び出される可能性が高い。そのため、いざというときのため輪行できるブロンプトンをチョイス。荷物は試験的に今あるカメラシステムをほぼ全て担いでいった。たぶんこんな重装備はこれで最後だろうが、どの程度体に負荷がかかるか知っておく必要がある。
具体的に言うと、EOS 5D MarkII、EF17-40mmF4L、A20*1、EF100mmF2.8Lマクロのボディ一台レンズ3本体制。写真やる人にはフル装備と言う割には軽装と言われそうだが、自転車ってのは100gの差がデカイ世界なので、これだけ持てば結構辛いです。ロードバイクでは確実に途中で投げ出す重量。
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そんなわけで出発したわけだが、どうにも様子がおかしい。平日だというのになんだこの人の多さは…。店先に並ぶポスターにその堪えはあった。
そうか、世間ではゴールデンウィークというものなのか…。ゴールデンウィークなんて都市伝説だと思ってた。
という気持ち一瞬なってブルーになる。しかしびっくりするほど人が多い。とても走ってられないので人のいない方いない方に走っていくと、自然と山道へ。結局ブロンプトンでヒルクライム。
いくつかの山を越えると、さすがに足に乳酸がたまってくる。どこかで一休憩したい。iphoneで休めそうなところを探すと思わぬものが発見できた。植物園だ。
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EOS 5D MarkII+EF100mmF2.8L(構図の引き出しが少ない…)

ちょうど心を癒したかったので、明らかに場違いな男が植物園に侵入だ。せっかくマクロレンズもあるし。ただ、最近マクロ写真ばかり掲載しているので公開は自粛。まだ満開じゃいないのが心残りだったが、案外楽しめた。また来よう。
結構時間を潰したので、次の目的地はハードオフを経由して帰路に着くつもりだった。再び走り出したものの、ことごとく道を間違え、脱出不能の団地に迷い込んだ。結局初めに考えていたルートよりも、今まで走ってきた道を引き返すのが最短ルートとなる。同じ道を走るのは死ぬほど嫌いなので、あえて山越えルートを選択。ビバヒルクライム。
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最近自転車に乗ってないのですぐに心拍が上がる。クォークだったらサイコンにハートレートモニターがあるので、200越えの心拍数に限界突破のアラームが鳴っているのだろう。が、ブロンプトンはサイコンなんてものはついていないストイック仕様。あるのはアナログ時計。分かるのは時間と方位(晴れの日に限る)だけだ。
完全に息を切らして上り終える。こんなことならロードバイクで来るべきだった。でも、心地よい疲れだ。
長い長いダウンヒルを終え、目的地を経由し牛丼食べて帰宅。
ここ数年は仕事の関係であまり走りに行くことができない。一月に一回走れるほどだ。でも、そんな一回を楽しみに待っている。
やっぱり、自転車は楽しい。


あ、フル装備だったカメラ機材は、思いのほか大丈夫だった。けど、やっぱり自分が求めるカメラスタイルと、一眼レフは"ずれている"ことが分かった。やっぱり一眼レフよりもE-P1を主体としたシステムのほうが身にあっている。例えばこれだけ長い文章かいても道中の写真が無い。鎌倉と植物園ではたくさん撮ったが、それは自転車を降りてからのことだ。やっぱり、自分には、自転車と共存できるチャリカメが性に合っている。でもE-P1GX200のポジションはまだ任せられないのも確かだったりする。

*1:タムロンの28-300mmVC