味がある、とは言うけれど

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EOS5D2+EF100mmF2.8Lマクロ(PICTONE)

E-P1にペンFのレンズを付けるとなかなか格好良くて良いのだが、実際に使うとなると扱いは難しい。そりゃそうだ。このレンズはデジタルカメラという機械に使われることは考えられていなかったわけだし。
でも、おかげで最近のレンズには出せない「味」のある描写が味わえる。
こういう楽しみができるのも、レンズ交換式カメラの醍醐味である。

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E-P1+PenF38mmF1.8(以下全て)

昨日も言ったが、風景相手には力不足である。現代人の目から見るとソフトフォーカスレンズのような描写である。
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シャープネスに仕上げようとすると、絞るよりも暗闇行った方が良い。ちょっとした被写体の反射でさえフレアっぽくなるから。
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このレンズを活かすには人工物の方がしっくりくる。優しい描写が硬い人工物を柔らかくしてくれる。

特に街角スナップなんかではこの柔らかさが良い結果を生むのだが、このレンズを活かすには本家ペンFでフィルムに写した方がしっくりくる。餅は餅屋てある。
逆にE-P1には17mmパンケーキが一番しっくりくる。
けど、マイクロフォーサーズ用レンズがこれだけなので、そろそろ二本目を導入したい。けど、イマイチ食指の動くレンズが現れない。明るめの標準レンズ出ないかな〜。