ベッサの導入を考える

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R-D1s+ノクトン35mmF1.4SC

R-D1が大活躍である。が、去年はライカを自粛していたように、今年はR-D1を自粛してフィルムを頑張りたい。つまり今年はライカM4が大活躍なのだ!と言いたいが、昨日言ったように人間露出計にも疲れてきた。露出なんて勘でどうでにもなる、というのはネガフィルムだけで、ポジになると途端露出に厳しくなる。iphoneの露出計アプリを毎回起動するのも面倒である。だからライカにポジを詰めたのは二回だけ。あとは白黒とカラーのネガが8:2ぐらいの割合で使用中である。
一応デジカメが主力なのでフィルム機にはあまりお金をかけたくはないが、考えるのはタダである。そこでより快適にするにはどうすればいいかを考えてみた。

単体露出計を買うというのはいい考えだと思う。露出計といえばコシナのVCメーターが人気で入手困難だが、外付け買うぐらいならいっそ内蔵しているボディを買いたい。ライカには露出計の入ったM5、M6、そして自動露出のM7がある。が、やはりライカなのでクソ高い。M7の高さは富士山を軽々と越える。

COSINA フォクトレンダー BESSA R4M クラシックブラック 340817

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そんなわけでベッサR4Mが欲しくなる。ベッサの良さは普通のフィルム装てんができて、コシナ製なので品質もしっかりしていて、(ライカに比べれば)安いこと。そして何よりR4は広角ファインダーなので、35mm以下のレンズが使いやすいこと。
でもライカM4あるから新しいボディいらないんじゃないの?と思うかもしれないが、デジタルと違ってフィルム機は複数持つのにすごい意味がある。今ライカにはモノクロフィルムが入っているが、使用中にふとポジフィルムが使いたくなってもどうしようもできない。使用中フィルムを交換できないので、カラーか白黒か、ポジかネガか、低感度か高感度かを決めたら、最後まで撮りきらねばならない。だから、複数台持っていると、フィルムの使い分けができて便利なのだ。かつてネガのOM-1、そしてポジのOM-2と二台体制だったように、レンジファインダーも二台持っていたほうがストレスがないかも?


ということを考えたが、だからといってすぐに導入できる価格ではないので、優先順位は低め。それよりも次期主力カメラ選びなどが優先だ。ということで、今年もライカで頑張るのである。