最近のカメラ事情

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デジカメの進化は早い。最新もすぐに旧式化していく。
毎月のように新しいカメラが発表され、今日もまた新しいカメラが発売された。キヤノンからいくつかの機種が発表されたが、思わぬ伏兵が現れた。

同時に、我らがリコーからCX2が発表された。リコーらしいマイナーチェンジだが、珍しくレンズのスペックが変わり、望遠端が200mmから100mm増えて300mmに。さりげなく凄いことだ。これがGX200の後継機にどう活かされるか楽しみだ。
で、キヤノンからはいくつか発表されたが、恐らくカメラ趣味の人が興味を持つのはたぶんG11だろう。旧モデルから復活したフリーアングル液晶を採用した以外正当進化。と思いきや、画素数が減っている。そう、画素数を減らしてきたのだ。
素数をあえて減らしたカメラとえば、パナソニックのLX3だろうか。その理由は他ならぬ画質を上げるためだ。

画素=画質

この図式がアマチュア(偉そうな表現だ)には浸透しているが、そんなことはない。

ついにキヤノンも画素数競争をやめてくれたのだとすると、嬉しいかぎりだ。

が、そんな画素数を減らしたもう一つのモデルがあった。それが冒頭で言っていた伏兵、S90だ。

IXYサイズのPowerShotのSシリーズだが、思わぬ進化をしてしまった。
まずレンズが28mmF2.0スタートはGRD3に迫るカタログスペック(画質は劣るだろうが)。望遠端が平凡なスペックなのは残念。G11並、135mmは欲しかった。
また、レンズ周りのリングを回して操作するコントロールリングは、以前から採用して欲しかった操作。OM使いに解りやすくいうと、シャッタースピードダイヤルのようなもの。うん解りやすい。
これで焦点距離やフォーカスを変更できるそうだ。一眼に使い慣れた人には、マニュアルフォーカスが使いやすそうだ。
また、GX200でお馴染みのステップアップズームを採用。ズームが使いにくいコンデジはこれがなきゃ使いにくい。

GRDGX200を意識している気がプンプンするが、画素数といい、カメラ業界、特にハイエンドコンデジ界にはいい情報だ。

え?買うかって?確かにGX200はせめてISO400は普通に使いたいとか、テレコン無しじゃ望遠が弱いとか不満があるが、それ以外無い。とりあえずGX300待ちだ。まあ出ても買うかは、趣味と金銭的な理由でまた別の問題だ。