iPhoneのカメラ

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職場からiPhoneで更新です。

日本の携帯電話のカメラは1000万画素を突破しつつあるが、カメラを趣味にする人間として、なんと無駄なことをしているのかと思う。しかし、一般消費者は未だに
「画素数=画質」
を信じているからしょうがない。
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一方で、iPhone3GSは300万画素と、最近の携帯と比べると貧弱に見える。
が、実際画質に大差はない。しかし、今現在これまで使った携帯のなかでは一番使えるカメラとなっている。

iPhone3GSのカメラはだいたい35mm判換算35mmぐらいで、オートフォーカスができる以外、一切の機能がない。露出(明るさ)の調整はオートフォーカスの際に行われるだけだ。露出補正もホワイトバランスも何もできない。
しかしながら、一切不便しない。というのも、ハードの弱さをソフトで補っているからだ。

先日のランドマークタワーの写真のように、広い場面を撮りたければ、そうできるアプリがある。
ホワイトバランスなどの調整も、画像編集アプリで補正する。
ダイナミックレンジの狭さも、HDRアプリがフォローする。
背景のボケも、アプリがボケを作り上げる。
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できないことは作る。iPhoneの凄いところである。また、被写界深度計算アプリや、露出計のアプリがあるなど、撮影を補助するアプリがあることも忘れてはならない。

本物のデジカメには画質で劣るが、iPhoneで撮ると別の面白さがある。デジカメが攻めるカメラで、こちらは遊ぶカメラだ。

iPhoneは素晴らしい携帯電話だか、ただ一つ欠点がある。

それはキャリアがソフトバn