浮気なあなたのカメラ選び

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iphone3GS(spica)

誰が何のカメラを使おうと、あなたには何の意味も無い。
昨日はなんのカメラとレンズで撮ってるか知りたい。みたいなことを書いたが、今日は逆の話題。
写真を撮る際、使うカメラが何だろうと、写真はできる。写真という結果を導くための過程、カメラはたくさんある。
人生全て結果論。過程よりも結果が全てだ。

…という訳のわからない書出しで始まる、駄文。

いい写真はいい。古今東西いろんなカメラが作品を生み出している。古い写真でも素晴らしい作品は作られている。新しいカメラでも、作品は作られる。
カメラの性能は、ピンホールカメラの時代に比べると大きく向上した。カメラの知識がない人でも、写真が撮れるほどに。
しかし、カメラの構造自体は、何も変わっていない。

絞りがあって、シャッターがある。

カメラの機能はそれだけだ。自動化された今でも、最終的に制御するのはそこだけだ。計算により求められた露出を制御しているにすぎない。

最近ではオートフォーカスや手ぶれ補正といったプラスアルファが加えられた。しかし、それらは写真を失敗しないように補助する機能にすぎない。

写真の良し悪しを決めるものは、構図、露出、ピントだと聞いた。
構図こそ撮影者のセンスだが、露出やピントは自動化され、写真として失敗する確率はほとんど無くなっている。

しかし、写真を趣味にする人は、なんで写真を撮っているのだろうか?
我々は何かを記録するために撮っている訳では無い。普通の人のように、何かの記念に撮っている訳では無い。
ただ、いい写真を撮りたい。作品を作りたい。

とは言っても、写真を撮る理由など人それぞれだろう。撮る意味も違えば、撮るものも違って来る。
風景なのか、マクロなのか、それともスポーツか。
人によってはフルオートのカメラでないと撮れない人もいる。逆にフルマニュアルでしか撮れない人もいる。人が違えはカメラも変わる。それは至極当然のことなのだ。
だから、オススメのカメラは何かと聞かれると、非常に困る。まず何を撮りたいのか。どう撮りたいのか。いろいろな要因が必要になってくる。
結局、自分が気に行ったカメラが、一番の答えだ。

プロが使っているカメラを、初心者が扱っても同じ写真は撮れない。誰かが気にいったカメラを、あなたが気にいるとは限らない。

このカメラはすごい映像素子を積んで、最新の画像処理エンジンを積んで、去年のよりすごい写真が撮れるから使っている。
と言うかのように、毎年カメラを買い換えている人もいるが、それは否定しない。が、あなたの撮りたい写真はそのカメラじゃないと撮れないの?と聞きたい。
もしフィルムの現像代がタダ同然で、デジタル化が楽なら、私はOM-1を使う。が、実際そういう訳にもいかないので、デシカメをメインに使っている。なぜって?好きだから。


だんだん何が言いたいのかわかんなくなってきたのでまとめると、どんなオーディオ機器を揃えるより、耳掃除をした方が音はよく聞こえる。ということだ。つまり、最近E-30を買い換えようとする気持ちを、落ち着かせたいだけだ。ちょっとE-620の後継機が気になってるなんて、そんなことはないぞ!