カメラに関する与太話

-カメラ-

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　E-PL1が発表されました！「へえ〜」と、他人事の用に感じたオリンパス使いです。14-150mmのテストをしたいのだが、ことごとく雨で室内撮りしかやってません。上の写真は14-150mmで約50mm（換算100mm）で撮影したもの。E-1画質なんであまり参考にならないが、前の記事の50mmマクロとは描写が違う。優しいというか、なんというか、とりあえず開放で撮っちゃったから絞りが足りてねえ。OLYMPUSのロゴぼけちゃってるよオイ。
以下無駄話
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「…これ何年後に発売されるカメラなんですか？え？現行機なんですか？」
　店頭でD700やEOS5Dを使って思うこと。オリンパスの数年先の技術力は伊達じゃあない。
「でもボケちゃうな〜」
　ある程度絞ってもばっちりボケてくれるフルサイズ機は、ちょっと扱いが難しい。ボケボケよりカリカリな描写が好きなので、やはりフォーサーズぐらいがちょうどいい。いや、正直フォーサーズでもボケすぎだと思ってる。
　50mmマクロなどの明るいレンズだと、ばっちりボケてしまう。となると、コンデジのようにボケない描写は悪くないと思えてくる。GX200のように解像力ありすぎて鬱陶しいほど写るのもどうかと思うが。かといって、GX200だとぼかしたい時にどう頑張ってもボケない。結論として、フォーサーズ未満、コンデジ以上というだいたい１インチぐらいの映像素子のサイズが丁度いいかも。ここまで書いといてなんだが、中途半端すぎて買う気がしない。
　要は物は使いよう。マクロの時なんかは絞りは絞っても絞っても足りないぐらいで、絞りが稼げる小さな映像素子は強みとなる。逆にポートレートなんかはぼかしたいので、大きな映像素子が強い。レンズの性能だけでどうにかするのは限界があり、適材適所のカメラを使う必要がある。
　じゃあ映像素子も交換式にしちゃえ。という発想を商品化したリコーに、今年のイグノーベル賞を差し上げたい。GXRと名づけられたカメラは、映像素子と画像処理エンジンとレンズをまとめて交換するという、効率の悪さが半端ないカメラだ。現在カメラユニットは二種類。APS-Cサイズの映像素子を積んだ換算50mmの短焦点マクロレンズ、A12。GX300相当となるS10。個人的にGXRの発表で一番驚いたのは「GX300は出ませんよ」というリコーの発表。日本全国514人のGX200ユーザーがその日涙した。
　GXRはキワモノだが、そこはリコーの努力。大手カメラメーカーみたいに技術力ではない。GRで築き上げたノウハウを最大限に盛り込んでいる。かっちりとしたボディに、優れた操作性。EVFと背面液晶に違う情報が表示できるなど、細かいとこまで作りこまれている。はっきり言おう、これが普通のレンズ交換式なら、買ってた。
　GX200ユーザーとして、GX300相当となるS10はなんとしてもテストしたい。ということで使ってみた結果、技術の進歩って素晴らしいいいことが分かった。GX200の最大のネックはノイズ。最低感度のISO64からノイズがひどく、実用はISO150。E-30の基準感度より低い。ISO400以上はノイズ祭り。白黒にしても鑑賞に堪えない。が、このS10ユニットは、GXRの液晶で見る限りISO800まで使えそうだ。まあGX200が多めに見積もってISO200まで使えるとして、なんと2段分も高感度に強くなっている。なんてこったい。それだけでGXRを買う理由になっちまうじゃねえか！
　だが、最近調子乗ってレンズ買っちゃったもんだから、あまり道楽に金は使えない。大丈夫、GX200はまだまだ現役さ。どんなにGXRが優秀だろうとも、サイズはGX200の勝利なのだ。ということで、もうしばらくサブカメラはGX200に頑張ってもらいます。とりあえずあと一年はね。


　話し変わってメイン機材の話。現在E-30とE-1を使っているが、その位置づけは、E-1が趣味カメラで、E-30が本気カメラ。普段はE-1で、何かのイベントの時はE-30といった感じ。E-1の出す画は好きだが、AFスピードやホワイトバランス、露出など、あらゆる性能はE-30が勝っている。カメラの性能が低くて撮れませんでした、テヘ。という言い訳はしたくないので、E-30は外せない。が、2強のカメラなんか使ってると、何でも撮れそうな気になってくる。本気カメラには最高性能のカメラを。その理論で行けば、やはり2強のカメラが妥当なのかもしれない。が、そこは偏屈魂が許さない。
　最近E-3後継機が発表されるような噂が流れた矢先、発表延期という噂が流れている。E-1から4年でE-3、もう4年後は2011年。この周期だとまだ発売は早いか？しかし、この一年は一眼レフを全く作ってないので、そろそろなんかアクションを起こして欲しいところ。
　来月のCP+、楽しみしてるぞオリンパス！



　ちなみに、冒頭の写真は50mmマクロだが、フードは社外品の花形フード、純正フードのダサさは尋常じゃない。