GXRが本気を出した

E-30+ZD50mmF2.0MACRO

先日ネット環境が回復し、GXRも新しいファームウェアがインストールされた。
A12 50mm f2.5の唯一にして最大で、かつ致命的な弱点はAFだった。今だからいうが、50mmマクロのAFははっきり言って"クソ"だった。少しでも暗くなれば、散々迷った挙句に合わない。マクロ域では合ったら奇跡。ほとんどMF専用機だった。そのMFも使いにくいからタチが悪い。
が、今回のファームウェアで、GXRは生まれ変わった。これがGXRの真の実力か。

GXR+A12 50mmF2.5

今回のファームウェアで、弱点だったAFが全く気にならない程高速化している。ファームウェアごときで変わるわけないよ、と思っているあなた。残念でした。マジで冗談無しで高速化している。もう超音波モーターを組み込んだのかと思うほど。ちなみにどの位のAF速度かというと、マイクロフォーサーズのE-P1ぐらい。つまり、広い視点で見れば超高速とは言えないかもしれないが、以前の速度を知っている者には超高速だ。だって安心してAFを使えるのだから。
パワーアップしたのはそれだけではない。まず、液晶のフレームレートが上がった。前に不満があったわけではないが、ファームアップしてまず体感するのは滑らかに表示される液晶。ファームウェアの更新内容に書いて無いのでどの位早くなったか、具体的な数字は分からない。が、超滑らかなのは体感できる。
次にAFフレームがかなり小さくできるようになった。AFも早くなったので、AFについてもはや何も言うことが無くなった。
これまでGXR+A12 50mm F2.5MACROは万人にはオススメ出来なかったが、ちょっとは勧められるようになった。

GXR+A12 50mmF2.5

とにかく超高性能化するファームウェアだ。A12 50mmマクロ使用者は絶対に入れるべきだ。性能が倍になります。マジで。
最大の問題は、現在GXRのバッテリーが底を尽き、尚且つバッテリーチャージャーが強奪されてしまったことだ。職場でバッグに入れておいたのだが、、間違ってバッグごと持って帰られたらしい。どうしたら間違えられるのか謎過ぎる…。
そのバッグにはブロワーなど、カメラ関連グッズが全部入っていたため結構致命的。フォーサーズのバッテリーチャージャーも入っていたが、バッテリーチャージャーは合計３つあるので何とかなっている。というわけで、GXRの戦線復帰はまだ先となります。残念。

GXR+A12 50mmF2.5

以下予断だが、5日にはA12 28mm　F2.5が発売された。まず断ってくと、私は買いません。なんか50mmマクロが普通に使えるようになっただけでGXRのシステムに満足した。今回のファームウェアが無ければ考えたが、GXRはもうしばらく50mmマクロとS10があればやっていけそうだ。そのうち発売されるAPS-Cのズームユニットと、マウントユニットが気になるが、たぶん買わない。この辺が明日のネタ。

GXR+A12 50mmF2.5