なぜGF1じゃ駄目なのか

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E-30+ZD14-54mmF2.8-3.5

GF2が発表されました。さあみんな、GF2を予約しよう!今なら予約特典もあるぞ!

というぐらい他人には勧めるが、買うことは無い。しかし、マイクロフォーサーズを考えていないわけではない。
事実上のフォーサーズの上位規格なのだが、システム全体として、コンパクトなのは強い。カメラにとって小ささも性能だ。GF2のキットにもなる14mmF2.5や、100-300mmなど、他社に比べると小さい。はっきり言ってフォーサーズの50-200mmは持ち歩くのが苦なのだが、100-300mmは焦点距離を通常の標準ズーム並みの大きさで驚かされた。カメラ自体が小さいので相対的に大きく見えるが、本当に小さい。
そして安い。14mmF2.5は3万ほど。GXRの28mmは6万ほど。まあ構造が根本的に違うので比べるのも可笑しいが、これに限ったことではなく全体的に安い。もちろんキヤノンやニコンに比べて高価なパーツを使っていないため、外観からして安っぽい。が、初心者目には値段の割には十分すぎるほど綺麗に写っているように見える。
GH2を触ったとき、もう一眼レフいらないじゃん、と思わせるほどの完成度を感じた。そのくらい今のパナソニックは凄い。現在デジタル一眼を作っているメーカーでは唯一の新参者ながら、急速なシェアの拡大。驚くばかりだ。あ、ソニーはコニカミノルタなので新参とは捕らえてません。バリバリの老舗メーカーと思ってます。
じゃあ買えば?と思うだろうが、何度も繰り返すがパナソニックのカメラのデザインが生理的に受け付けない。GF1はまあいいのだが、GF2は完全に駄目。
また、パナソニックのカメラの最大の弱点は、EXIF情報に縦横が記録されないこと。手振れ補正付きレンズで撮れば記録されるが、逆に混同するわい。縦横が記録されない苦しみはE-1で嫌というほど味わってる。
じゃあ同じマイクロフォーサーズオリンパスボディは?というと、まあ許容内。E-P1は(本場のペンFには遠く及ばないが)好きな部類。が、性能とインターフェースが残念すぎる。
まあつまり、使いたいレンズはあれど、買いたいボディが無い。でもたぶん、いつかマイクロフォーサーズには突撃するはず。