タイムアタック with GXR A12 28mm F2.5

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GXR+A12 28mmF2.5

最近つくづく思うが、このブログに掲載する写真って、長編が400ピクセルになるようになっている、というかそれを超えるとスタイルが崩れる。正直こんな小ささでは一眼で撮ろうがコンデジで撮ろうが、あんまり差が分からないわけで。ということで、写真は写真で分離して、ここは自転車に重みを置いたほうにしようと考える。でもそれ以前にはてなダイアリーは掲載時に勝手に画像を圧縮してくれるのだが、もうちょっと圧縮率下げてくれてもいいじゃない?全体的にノイズがあるように見えるが、実際の画像はノイズレスなんで、見る人はその辺考慮してね。
そんなこんなで、A12 28mmユニットのテストに行ってきました。ただし、この日はブロンプトンでとある場所まで走る時間を計測するのが主任務なので、撮影は片手間。まあやっぱり、自転車とカメラは相容れないもので、自転車乗ってると写真なんて撮ってる暇がないもので。
それでも写真は撮りたいので、せっせと撮ってきた。また来週にでも純粋な撮影に行くので、本当の評価はそのときにでも。でも一言言っておくと、寄れなくて広角な50mmユニットという印象。新鮮味はないが、普通に高画質。

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リコー公式サイトにあるとある写真に凄く感銘を受け、似たような構図に挑戦するも惨敗。あと一歩踏み出すべきだった。あとちなみにこの写真、ブログ用にリサイズしたら上書き保存してしまい、元の画像は無い。
それにしてもこの日は生憎の天気。厚い雲に阻まれて弱弱しい光しか大地には降り注がない。おかげでシャッタースピードが遅くて絞り開放が使えたのだが*1
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今日の任務は先に述べたようにとある場所へのタイム計測。距離にして20キロちょっと、結果は1時間半だった。撮影に時間を食ったとはいえ、不慮の事態を考慮するとそのぐらいだろう。で、何のためかというと、またしても職場の位置が変わるため、そこまでの通勤にかかる時間の測定。ロードで走ればもうちょっとタイムは縮まるが、それはまたの機会。
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当たり前だが、寄れない。まあMFで接近戦すればいいのだが、GXRの液晶を持ってしてもピントがあっているかは良く分からん。GXRの数ある弱点に、プレビュー画面が勝手に絞り込まれていることがある。結構致命的で、撮影すると被写界深度が薄くてびっくりする。
寄れないのでトリミング。等倍切り出しでも実用に耐えるのがGXRクォリティ。
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そしてやっぱり、A12の強みは夜。E-30を上回る高感度でどんどん撮影できる。

ファーストインプレッションとして、物凄く無難にかつ綺麗に撮れるユニット。びっくりするほど無個性。でも、やっぱりこのユニットの薄さは武器。50mmユニットもこのぐらいなら売れただろうに。でもまあ当分28mm+50mmユニットで十分やっていけそうだ。
で、S10 24-72mmは、そろそろ引退。GX200よりも高画質で使いやすいのだが、やっぱりこのユニットはGX300ではない。これ使うなら素直にGX200がいいと感じた。なにせGXRだとGX200より一回り大きいのだが、それが大きい。
GX300が出たらGXRを質に入れてもいいのだが、まあ適わぬ夢だろう。


ということで、28mmユニットは普通に高画質です。ただ、費用対効果は悪い。

*1:GXRは構造上、絞り開放ではシャッタースピードが最高で1/1000sec