半年振りの撮影記

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GXR+A12 28mm F2.5

なんだこいつは。そう思ってしまうほど、GXRのポテンシャルは高い。
ということで、時は勤労感謝の日。せっかくなので撮影に行ってきました。前回は自転車との片手間だったのであんまりテストできなかったが、今回はそれなりに試せたと思う。とは言っても、今日も厳密には片手間だったので、GXR一本勝負だったわけじゃない。しかしながら、純粋な撮影に行くのはなんと半年振り!一人テンション上がってました。
今日のGXRの総シャッター数は100枚も無いが、それでも28mmユニットの凄さがだんだんと分かってきた。

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ハイキー写真とローキー写真、どっちが好きかといわれると、ハイキー。だから時々気が狂ったようにプラス補正する。
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かといってローキーが嫌いかといえばそうではない。しかし、こういう手法は結構カメラの性能が物を言う。ダイナミックレンジが狭かったりすると、ただの白とび、黒つぶれで終わってしまう。A12はこういった撮影者の我侭にも応えてくれる性能がある。凄いです。現在主力のE-30よりも、画質は上です。

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リコーにしては珍しく寄れない28mmユニットだが、だいぶ最短撮影距離が分かってきた。分かってくると楽しいもので、どんどん近づいて撮りたくなる。
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近づいて撮ってみたが、構図の引き出しがよっぽど少ないらしく、左下に主題を持ってくる撮り方しかしてなかった。
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そしてなぜか縦構図ばかり。フォーサーズ暦がながいためか、3:2の構図は慣れない。なんか横で撮るとパノラマのような気がして、思わず縦に構えてしまう。A12は初期設定では4:3だったと思おうが、撮像素子事態は3:2。4:3で使うと左右を切って使うこととなる。せっかくなので3:2で使おう。
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話し変わって、この日は風が強かった。草木は大きく揺れ、ピントをあわせるのが難しい。いくらAFが高速になったとはいえ、動体を追えるほどではない。近接戦は基本的にMF→撮影。MF時、画面の一部を拡大できるのだが、これがちょっと期待はずれ。拡大は文字通り拡大。撮像素子の画像をクロップするわけではなく、液晶に写る画面を拡大するだけ。分かりにくいね。つまり、撮像素子の1200万画素の内一部を切り出して液晶に表示しているわけでなく、液晶に入ってきている92万画素の画像の一部を拡大しているだけ。よって拡大しても画像はガサガサ。
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まあそんな重箱の隅、というよりはコンビニ弁当の隅をつつくような話題はどうでも良くて、GXRの高感度の強さは特筆。まあ最近はワケノワカラナイ高感度性能をもったカメラが増えてきているわけだが、それでもこのサイズでここまで高感度に強いと楽しい。夜が怖くない。



といった具合に、副業としてのGXR新ユニットのテストは楽しんだ。で、何の片手間だったかというとコレ。
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何をどういう風にしていたのかは、今回の記事の趣旨に反するのでまた明日。