ブロンプトンお役立ち情報

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R-D1s+ノクトン35mmF1.4SC

旅に買い物に通勤に、何かと大活躍な折りたたみ自転車ブロンプトン。今日はブロンプトンの情報を3つ。
一つ目はフロントギアを50tから44tにしたこと。
二つ目は特殊なシフトケーブルの代用法。
三つ目はフロントキャリアのお話。
とりあえず和田サイクルオリジナルフロントキャリアは今年のマストバイアイテムだ。

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少し重めのギア比のブロンプトン。通勤時の坂道でやや重く感じるので、フロントギアの歯数を標準の50tから44tに変えてみた。ネットでの評判と裏腹に、個人的感想は「微妙」だった。当たり前だがギア比が落ちてスピードが出ない。
もともとトルクよりケイデンスを重視するので理にかなった処置と思ったが、結果的に50tより疲労が残った気がした。とはいってもまだ変えたばかりで慣れていないと言うのが本音。もうちょっと乗ってみて様子を見てみよう。ギアの交換は10分もあればできるわけだし。ちなみに今回の作業で最も時間がかかったのがペダルの取り外し。がっちがちで、ペダルレンチに力をかけたらボルトがなめたときはヒヤッとした。お金に余裕があればペダルも一緒に買っておくと吉。これを機に三ヶ島のペダルに変えようとも思ったが、またの機会。
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あと、シフトの具合が悪いので、調整ついでにケーブルを交換。ブロンプトンのシフトケーブルはパッと見ロード系だが、よく見ると頭が一回り小さい。写真の四角いスペースに入れようとすると頭が引っかかってしまう。なので一般的なものを流用する際は加工が必要なのだが、もっとも簡単な方法は頭をペンチなどで潰してしまうこと。当然平たくなるわけだが、四角い穴にさえ入ってしまえば良いので、これで十分である。ただしかなり硬いので、それなりの工具かできれば万力が欲しいところ。これを機にブレーキレバーと一緒にシマノ製のコンポに変えようと思ったが、またの機会。

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最後はフロントキャリア。ブロンプトンは独自のフロントキャリアシステムを持っており、これは非常に便利。フレームに直付けされるのでハンドリングに影響を与えず、ワンタッチで脱着できるのも見逃せない。しかし実際のところフロントキャリアに物を乗せて運ぶことは滅多になく、土台だけがお飾りになっている場合が多い。
そこで登場するのがこの和田サイクルオリジナルキャリア。純正に比べると圧倒的にコンパクトで、作りもシッカリ。買うまで知らなかったが、日東製である。日東はリアキャリアも出しているし、いいものづくりをします。ロードバイクのハンドルも日東製だし、個人的にとても信頼を寄せている企業なのでありがたいです。
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ブロンプトンは折りたたんだときそのまま転がせるようになっているが、その際キャリアがハンドルになり楽に転がせるようになっている。が、無駄にデカイキャリアは先述の通り使わない。ならハンドルとしての機能だけに特化すれば良いじゃん、というのが本製品。横幅もなくまさに取っ手。これに手をかけて引っ張れば輪行時に駅構内での移動は大変楽になる。段差などもキャリアごと自転車を持ち上げることも問題なし。とはいっても、一応キャリアの耐荷重は10キロなので、車体だけで11キロとぎりぎりオーバーなので無理は禁物。
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ちなみにカバーを付けるとこんな感じになる。いつもはサドルが頭を出しているが、キャリアがあるときはこのようになる。
とにかくこのキャリアは便利で、今年一番の買い物といっても良いもの。ブロンプトンで現在買うべき二大アイテムが、イージーホイールと、和田サイクルのフロントキャリア。
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買う前は「でも設置スペース増えちゃうんだろーなー」と思っていたが、そんなことはなく定位置にしっかり収まった。なんと高さ以外は増えない設計で、実際電車内でも問題なかった。というぐらい欠点はない。ブロンプトンのデザインにもあっているし、リアキャリア以上に付けるべきもの。もうベタ褒めである。ということで今年のマストバイはこのフロントキャリアです。