信頼できる道具

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結局自分が使いたいカメラは何なんだろうか?改めて振り返ってみると、GX200ほど自分にあったカメラが無いことに気づく。GX200の何がよかったのか。大きさや操作性、そしてカメラとしての魅力。そういったものがあっていたのだろう。
GX200は十徳ナイフである、とリコーは言った。全くそのとおりだ。何でもできるが、一つ一つの機能は専門のものには叶わない。だが、その一つ一つの機能もしっかりと作られており、扱いやすかった。
必要なときに必要なものが必要最低限の仕事をすればいい。私にとってGX200は、ありとあらゆる状況で活躍する、信頼できる便利な道具だった。
最近のカメラは高性能なんだけど、愛着はわかない。ただの道具。ただの家電。十徳ナイフというより十徳ピーラー。確かに日常生活には便利になったんだけど、何か違うよね。