E-M5主戦力化計画!

f:id:kame-neko:20120413230324j:image

E-M5+MZ 12-50mmF3.5-6.3EZ

先日サブカメラを用意するしないの記事を書いていましたが、結局E-M5一本勝負にすることにしました。行きなれないコンデジコーナーに赴き、一通り触ってきて、そういう結論に至りました。出始めの防水デジカメの性能は悲惨なものだったが、いやいやどうして、新しいカメラは起動もAFも早いし、高感度も画質も良い。露出補正などの反応は許容をはるかに下回るレスポンスだったが、そんなに操作するものじゃないから無視する。つまり要求する性能は持っていたが、「もうE-M5だけでいいや」という気持ちになったので、購入計画は無かったことに。
てなわけで、今後はメインもサブもE-M5。さて、いらないカメラをダンボールに詰める作業を始めるか。
以下、どうでもいい駄文。

f:id:kame-neko:20120413234737j:image
ここに並んだレンズは何か。答えは撮影時に持っていくレンズの候補。超便利ズーム兼マクロレンズの12-50mm、高画質担当50mmF2、ボケ担当のノクトン25mmF0.95。これにボディキャップ代わりにパンケーキレンズでもつければ、抜け目の無いいい感じだ。が、内2本がE-M5の高速AFの恩恵が受けられないのは問題だろう。パンケーキレンズにしても、17mmF2.8は小さくてE-M5にも良く似合うが、20mmF1.7という高性能なレンズがあるし、20mmF1.7にしても25mmF0.95という化け物じみた性能のレンズがある。25mmF0.95と用途がかぶるので、14mmF2.5を導入するか?と思えば、PZ14-42mmという魅力的なレンズもある。PZ14-42mmを導入したら12-50mmの役目が半分ぐらいなくなるし、12-50mmが無くなると防塵防滴のマイクロフォーサーズレンズが無くなる。標準ズームである12-50mmを中心としてシステムを組みたいので、それはできない。
という具合に、レンズの選択はまだまだ迷ってます。迷う原因が12-50mm。使いやすい画角に悪くない画質、マクロモードに高速AF。非の打ち所が無いようで非ばかりで、焦点距離が液晶見ないと分からず、何より全長が長い。上の写真を見て分かるように、マイクロフォーサーズとしては長いノクトンより長く、アダプターをつけたフォーサーズレンズより長い。他のシステムと比べればはるかに短いのだが、パナがPZ14-42mmなんていうとんでもないレンズを発売し、オリも同じ大きさで14-150mmというレンズを発売している。とても魅力的な二つのレンズだが、困ったことに12-50mmも防塵防滴だったりと別の魅力を持っている。
そう、マイクロフォーサーズには「標準レンズの決定版」が無い。私のシステムの組み方はまず標準ズームがあり、それを補佐するレンズを組み込んでいく。基本的にまず望遠を足し、次にマクロ、広角と続く。12-50mmの場合、望遠を足したいところだがデジタルテレコンの助けで換算200mmの撮影が可能で、望遠はカバー。マクロもマクロモードでカバー。広角も換算24mmがあれば十分なのでOK。12-50mmの弱点は明るさなので、25mmF0.95と50mmF2でカバーしたのが上の写真の組み合わせ。
参考までにPZ14-42mmだと、PZ45-175mmを組み合わせていたと思う。M14-150mmだとM9-18mmを組み合わせる。という感じで、基本となるズームレンズが変われば組み合わせるレンズも変わってくる。これがキングオブ標準ズームレンズであろうEF24-105mmF4LISになると、一本で広角も望遠もマクロもボケもなんでも来い!*1というレンズなので、何を組み合わせても問題は無い。だいたい単焦点をなにか組み合わせるが、そもそもレンズが重いので交換レンズを持ち歩かないことが多い。それでもなんとかなるから凄い。今、マイクロフォーサーズには、そんなレンズが無い。広角はG7-14mmF4という素晴らしいレンズがあるが、標準と望遠はどれもこれもパンチが足りない。パナの大口径ズームが発売されるのを今か今かと待っている人間のぼやきでした。


個人的には20mmF1.7と45mmF1.8の組み合わせがベストだと思うのだが、45mmF1.8の再入荷はまだかい?

*1:望遠の弱さはトリミングでカバー