いざ車載動画の世界へ

春だ！暖気だ！サイクリングだ!というわけで今年は走るぞ！春と夏に自転車に乗れるのはなんと2年ぶりである。去年と一昨年何があったかは、一昨年はともかく去年は思い出したくも無い。忘れてもいけないが。
今年は走れるのでテンション上げ上げでうっかりこんなものを買ってしまいました！コンツアーのROAMです。
え？なにこれ？新しいライト？と思ってくれた人はいい人。そう、ついにウェアラブルカメラに手を出してしまいました。
というのも、自転車で写真を撮りに行って、一番撮りたいのは走行中の写真だ。が、それはかなり難しい。いろいろ検討した結果、導入することとなった。そう、これはビデオカメラなのだ。

写真を撮りにいったとき、だんだんと動画を撮る機会が増えてきた。というのも最近のデジカメの動画機能は優秀で、ビデオカメラに劣るどころか一部は越えている。きっかけはEOS5D2のEOSムービーに感動してから。EOSムービーは切り出しでも十分な画質をもっており、動画としての使い方以外にも高速連射の代わりとしても利用できた。E-P3でも活用しようと思ったが、E-P3の動画はオマケで、画角は狭まるしコンニャクだしと利用機会は少なかった。それでも本体の手振れ補正（動画中は電子式）を切り、パナのレンズを組み合わせて使うこともあった。そしてE-M5になってからオリンパスも本気を出し、動画が十分実用レベルに達してしまった。特に手振れ補正は馬鹿みたいに効く。
E-M5を使うようになって動画を撮る比率はうなぎ上りだ。
が、走行中の撮影はE-M5では無理だ。片手運転なんて無理だし、自転車マウントしたら振動で壊れそうで怖いしダサい。

この「ダサい」というのが今回のメインテーマともいえるもの。この手のカメラはGoProがぶっちぎりのシェアを持っており、画質も動画初心者の私が見ても頭一つ飛びぬけている。が、そのカメラカメラしたデザインを自転車にマウントしたら確実にダサい。というわけで、ぎりぎりダサくないもの、というわけで選んだのがコンツアーだった。見てのとおりパッと見はライトと見分けが付きません。これ大事。質感も思ったよりもよく、画質は期待してはいなかったが、なんとか見れるレベル。性能優先だったGoProを選んでいたが、それを選ぶなら私は格安のGF3にサムヤンの魚眼を組み合わせた方がいろいろ応用が利きそうだ。が、マウントすることを考えたらこれ一択。デザインは大切。

試しにロードバイクに取り付けてみた。ハンドルマウントはあまり好きではないのでフレーム直付け。マウントは純正のフレックスストラップマウント。コンツアーROAMにははじめから三脚座が付いているので、クランプ型の三脚を使うことが出来る。フレックスストラップマウントは太いゴムで締め付けているだけなので、かなりぶれそうである。クランプ型の三脚はいろいろな種類があるが、こういう三脚はあまり知らないので今回は未導入。かっちりして剛性の高くて格好いいやつを探したい。
試しにマウントしてみたが、かなりワイヤーが邪魔である。当初フロントフォークにつける予定だったが、このマウントではぜんぜん固定できなかった。そもそもフレックスストラップマウントはそんれなりに太いフレームにしかカッチリ固定できないので、クロモリのロードバイクはどこもダメ。というかトップチューブもダウンチューブもワイヤーが走っていてクランプできない。しょうがないので一番太いヘッドに巻きつけている。なので、固定場所はここぐらいしかなかった。あとはサドルぐらい。

ブロンプトンもフレーム直付け。本当は左側につけるが、下のライトとの比較のため右バージョン。この位置だとフレームやらキャリアやらがかなり写りこむので、あまり使いたくは無い。理想はライトの位置だが、そうするとライトの行き場所が無くなる。なので、フロントフォークにもう一個ミノウラのLH-50を追加し、VC-100を追加するのが理想か？ロードだとクイックアクスルをライトホルダーに変えて、そこにマウント？まあまだこのマウントの実力が良く分からないので、今後検討していこう。

届くのが思ったよりも遅れたこともあって実戦テストはまだ。来週は遠くに出張したりと試せるのはずいぶん先になりそうである。が、それよりも問題は、動画編集。動画の世界は未知で、切り貼りすら危うい。え何？ビットレートって何？コーデックって何？え？MOVって編集できないの？もうワケワカメ。

そもそも編集して何するかって？そんなの、一つに決まってるじゃないか。